「長龍 天下統一 純米吟醸 雄町」は、岡山県産雄町米を100%使用し、力強さとやわらかさを併せ持つ味わいが魅力の純米吟醸酒です。銘柄名に込められた“天下統一”の響きが、酒の堂々たる風格を物語ります。
この酒は、奈良県の長龍酒造が醸す「天下統一」シリーズのひとつで、酒米には酒造好適米のルーツとも言われる雄町米を使用。雄町特有のふくよかでやわらかな旨みを丁寧に引き出し、純米吟醸らしい透明感と香りの穏やかさを両立させています。
特徴
- 岡山県高島産 雄町米を100%使用
酒米のルーツとも言われる雄町米のふくよかでやわらかな旨みを丁寧に引き出しています。 - 純米吟醸・生詰原酒タイプ
一度火入れした後、低温瓶内熟成。角が取れ、まろやかで落ち着いた味わいに。 - 香りは穏やかで控えめ
雄町米の旨みが口中に広がり、余韻にしっかりとしたコクが残ります。 - 飲み方の幅が広い
冷酒から常温、ぬる燗まで楽しめるが、特に常温〜ぬる燗で旨みが際立つとされています。
ペアリングと飲み方
- 焼き魚(秋刀魚・鯖・鮭)
雄町の旨みが脂の乗った魚と絶妙に調和。
特に塩焼きや幽庵焼きなど、香ばしい料理と好相性。 - きのこ料理(ホイル焼き・炊き込みご飯)
落ち着いた酸味が、きのこの香りと旨みを引き立てます。 - 根菜の煮物(里芋・ごぼう・蓮根)
原酒のコクが煮物の甘辛さとよく合い、秋の食卓にぴったり。 - 熟成チーズ(カマンベール・ミモレット)
コクのあるチーズと合わせると、洋風ペアリングも楽しめます。 - 冷酒(5〜10℃)
雄町米のふくよかな旨みと吟醸香が爽やかに広がる。
食前酒や軽めの前菜と合わせて。 - 常温(15〜20℃)
米の旨みがより感じられ、バランスの良い味わいに。
焼き魚や煮物など、秋の味覚と好相性。 - ぬる燗(40℃前後)
コクが増し、雄町らしいやわらかさが際立つ。
根菜の煮物やきのこ料理、鶏の炭火焼などと合わせて。
スペック
- 酒分類/純米吟醸酒
- 精米歩合/55%
- アルコール度数/15度
- 原料米/雄町(岡山県産)
リンク

