「旦 純米 無濾過生原酒」は、笹一酒造が“食中酒としての理想形”を追求して醸した、硬派で上品な旨口タイプの純米酒です。
この酒の最大の特徴は、個性を前面に押し出すのではなく、料理に寄り添うことを重視した設計にあります。派手さを抑えつつ、しっかりとした米の旨みが感じられ、食材の味を引き立てるバランスの良さが魅力です。使用されている酵母は、7号・9号などの伝統酵母。華美な香りではなく、穏やかで自然な香味を引き出しており、飲み疲れしない設計は日常使いにも適しています。
さらに、無濾過・生・原酒という三拍子がそろった仕上げにより、米の力強さと酵母のニュアンスがダイレクトに伝わります。酸度も高めで、味の輪郭がくっきりしており、冷酒でも燗でも楽しめる柔軟性を持っています。
特徴
- 硬派な旨口タイプ
個性を前面に出すのではなく、食に寄り添うことを重視した設計。派手さは抑えつつ、しっかりとした米の旨みが感じられ、料理の味を引き立てるバランスの良さが魅力です。 - ナチュラルな香りと落ち着いた飲み口
7号・9号などの伝統酵母を使用し、華美な香りではなく、穏やかで自然な香味を引き出しています。飲み疲れしない、日常使いに適した香味設計です。 - 無濾過生原酒ならではの厚みと鮮度
火入れや濾過を行わず、原酒のまま瓶詰めされているため、米の力強さと酵母のニュアンスがダイレクトに伝わります。酸度も高めで、味の輪郭がくっきりしています。
ペアリングと飲み方
- 焼き魚(鯖・鮭・鰆など)
香ばしさと酒の酸が調和し、米の旨みが魚の脂を引き立てます。 - 根菜の煮物(里芋・蓮根・牛蒡)
土の香りと酒の落ち着いた味わいが響き合い、静かな晩酌に最適。 - 厚揚げの生姜醤油焼き
香ばしさとコクが酒の旨みとマッチし、日常の食卓に寄り添う一品。 - 鶏肉のグリルとハーブ塩
シンプルな味付けが酒のナチュラルな香味と好相性。 - きのこのソテー(バター醤油)
旨みの重なりが深く、酒の酸が味を引き締めます。 - 豆腐とアボカドのサラダ(胡麻ドレッシング)
穏やかな香味が素材の柔らかさと調和し、前菜にもぴったり。 - 冷酒(5〜10℃)酸が際立ち、爽快感ある飲み口。前菜や魚介と好相性
- 常温米の旨みが広がり、煮物や焼き物と好相性
- ぬる燗(40℃前後)酸と旨みがまろやかに融合し、根菜や発酵料理と合う
- 酒分類/純米酒
- 精米歩合/60%
- アルコール度数/15度
- 原料米/麹米:五百万石/掛米:美山錦
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