「笹一 純米」は笹一酒造が造る、地元の水と米の魅力を素直に引き出した一本です。吟醸系の華やかさとは異なり、より“米の旨み”と“食との調和”に重きを置いた、日常に寄り添う酒質が特徴です。
特徴
- 香りは穏やかで控えめ
華やかさよりも、米由来のふくよかな香りが中心。食事の邪魔をせず、和食との相性が良好です。 - 味わいはやさしく、旨みがじんわり広がる
山梨の伏流水による柔らかな口当たりと、米の甘みが調和。酸味は控えめで、後味はすっきり。 - 食中酒としての完成度が高い
魚介の煮物、焼き野菜、鶏の塩焼きなど、素材の味を活かした料理と好相性。冷やでも燗でも楽しめる懐の深さがあります。 - 地域性と日常性の融合 「旦」シリーズが“晴れの酒”なら、「笹一 純米」は“日々の酒”。地元の食卓に自然に溶け込む、文化的な共鳴を感じさせる一本です。
ペアリングと飲み方
- 筑前煮や肉じゃが
根菜の甘みと出汁の旨みが、酒の米の風味と調和。家庭の味を引き立てます。 - 焼き魚(鯖の塩焼き、鮭の幽庵焼き)
香ばしさと塩味が、純米酒のまろやかさと好バランス。 - 冷奴や湯豆腐
シンプルな素材の味を引き立て、酒のやさしい酸味がアクセントに。 - グリル野菜のバルサミコソース
野菜の甘みと酸味が、純米の旨みと自然に溶け合います。 - チーズ(カマンベールやリコッタ)
クセの少ないチーズと合わせると、酒のコクが引き立ちます。 - 冷や(10〜15℃)すっきりとした飲み口で、前菜や冷菜と好相性
- 常温米の旨みがより感じられ、煮物や焼き物と好相性
- ぬる燗(40℃前後)ふくらみが増し、根菜料理や鍋物と相性抜群
- 酒分類/純米酒
- 精米歩合/65%
- アルコール度数/15~16度
- 原料米/全量山梨県産米
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