「菊の里 大那 夏越し純吟 仕込十九号 無濾過生詰」は、季節の移ろいとともに味わう“夏越し”の一本。春に搾られた酒をひと夏熟成させ、まろやかさと旨味を引き出した純米吟醸酒です。
特徴
- 香り:穏やかで控えめ。和梨や赤リンゴを思わせる爽やかなニュアンス。
- 口当たり:柔らかく、可憐な甘味とリンゴのような酸が調和。熟成によって角が取れ、まろやかで包み込むような旨味が広がる。
- 余韻:ほんのりスパイシーな要素と渋味が寄り添い、ふくよかな旨味とともに長めのフィニッシュ。
- 「初呑み切り」選抜酒:春に搾った酒を夏に開けて品質を確認する「初呑み切り」で、国税局鑑定官や醸造試験場の専門家から最も高い評価を受けた仕込み十九号。
- 夏越しの熟成:瓶火入れ後、低温で静かに熟成。ひと夏を越えて飲み頃を迎える設計。
- 季節の移ろいを感じる味わい:冷酒ではシャープに、常温ではふくらみが増し、ぬる燗では穏やかな余韻が際立つ。
ペアリングと飲み方
- 鮎の塩焼き:香ばしい皮とほろ苦さに、まろやかな旨味と酸が寄り添う。
- 地鶏の炭火焼き:噛むほどに溢れる肉汁をしっかりと受け止める旨味。
- カマンベールチーズのオーブン焼き:とろけたコクに酸とキレが絶妙なバランス。
- 枝豆ペペロンチーノ風:ガーリックと唐辛子の刺激に冷酒のシャープさが好対照。
- 酒分類/純米吟醸酒
- 精米歩合/55%
- アルコール度数/15.7度
- 原料米/那須産 美山錦 100%
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