百十郎「純米大吟醸 白金(しろがね)」は、気品とキレを兼ね備えた辛口の純米大吟醸酒です。シリーズの中でも特に“透明感と力強さ”を意識した設計で、ラベル名「白金」が示すように、輝きのある味わいと舞台の主役級の存在感を放つ一本です。

この酒の最大の特徴は、日本酒度+10というシャープな辛口設計ながら、山田錦を40%まで磨いたことで得られる繊細な旨味と上品な香りのバランス。口に含むと、白桃や洋梨を思わせる穏やかな吟醸香がふわりと広がり、すっとキレのある飲み口が続きます。酸味は控えめで、後口は爽快。冷酒での提供が最適で、香りと味の輪郭が際立ちます。

特徴
  • 香り:穏やかで上品。吟醸香は控えめながら、白桃や洋梨のようなニュアンスが感じられる
  • 味わい:
    米の旨味がしっかりと感じられるが、重たくなく爽やか
    独特な酸が効いており、飲み口にシャープさと立体感がある
    辛くはなく、やや甘みを感じるバランス型
  • 後口:キレが良く、余韻はすっきり。食中酒としても優秀
ペアリングと飲み方
  • おすすめグラス:ガラス製ラッパ型グラスで香りを引き立てる
  • 相性の良い料理:
    白金豚のグリルやローストビーフなど、肉系料理との相性が抜群
    ハーブを使った前菜や、塩味の効いた料理にもよく合う
スペック
  • 酒分類/純米大吟醸
  • 精米歩合/40%
  • アルコール度数/15度
  • 原料米/山田錦(麹米・掛米ともに)

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