兵庫・灘の泉酒造が醸す「仙介 山廃純米」は、伝統的な山廃仕込みによって、複雑で奥行きのある味わいを実現した純米酒です。口に含むと、ボリューム感のある旨味とほのかな酸味が広がり、後味にはしっかりとした辛口のキレが感じられます。
香りは山廃らしいふくよかで爽やかな香り。冷酒でも芳ばしさが立ち、好みが分かれる個性派ですが、ぬる燗(40〜50℃)にするとまろやかさと甘みが増し、ポテンシャルが最大限に引き出されると評判です。
特徴
- 山廃仕込みによる複雑でふくよかな味わい。乳酸由来の酸味としっかりとした旨みが広がり、全体的にキレのある辛口に仕上がっています。
- 口当たりはやさしく、飲みごたえがありながらも重すぎない設計。冷酒でも芳ばしさが立ちますが、燗酒でまろやかさと甘みが増すのが最大の魅力。
- 杜氏が「お燗で飲んでほしい」と語る一本。40〜50℃のぬる燗〜上燗で、ポテンシャルが最大限に引き出されます。
ペアリングと飲み方
- ぬる燗(40〜50℃)天ぷら、揚げ出し豆腐、焼き魚
- 常温肉じゃが、煮物、焼き野菜
- 冷酒鰹のたたき、冷しゃぶ、チーズ
- 割り水燗(日本酒に5〜10%の水を加えて燗) 酸味がやわらぎ、よりソフトな味わいに。体にも優しく、飲みやすさが向上。
- 前割り(日本酒と水を8:2で割り、冷蔵庫で寝かせる) 1〜3日寝かせることでまろやかさが増し、クセのある山廃酒も驚くほど飲みやすくなります。
スペック
- 酒分類/純米酒
- 精米歩合/70%
- アルコール度数/15度
- 原料米/麹米:兵庫県産山田錦・掛米:五百万石
リンク

