《一本義 辛爽系 純米吟醸》は、「一本義久保本店」が手がける、爽快感と辛口のキレを両立させた純米吟醸酒です。酒米には福井県産の「越の雫」を使用し、みずみずしい口あたりと硬質な辛さが印象的。香りは清々しく、まるで新緑の森を思わせるような爽やかさが広がります。
この酒の最大の特徴は、上品な酸味とシャープな後口。飲み進めるほどにキレが冴え、食中酒としてのポテンシャルが高く、脂のある料理や発酵系の前菜とも好相性です。冷酒で飲めば香りが際立ち、ぬる燗にすれば旨みがふくらむという、温度による表情の変化も魅力のひとつ。
特徴
- 新緑の森を思わせる清々しい香り
爽やかで透明感のある香りが、第一印象から心地よさを演出します。 - ほのかな甘味から硬質な辛口へと変化
舌先に感じる微かな甘みが、すぐに涼やかでシャープな辛口へと転じ、味の展開が印象的です。 - 潤いのあるみずみずしい口あたり
福井県産の希少酒米「越の雫」の特性を活かし、口中に広がる瑞々しさが魅力。 - 上品で爽やかな酸味が後口を引き締める
余韻にかけて酸味が立ち、全体のバランスを整えています。
ペアリングと飲み方
- 鯖のへしこ、若狭牛のたたき
- 山菜の天ぷら、鶏の塩焼き
- 白身魚のカルパッチョ、鶏肉のハーブグリル
- 発酵系前菜(チーズ、漬物)
- 冷酒(5〜10℃):
香りが際立ち、フルーティーなニュアンスが引き立つ。初夏の夕暮れにぴったり。 - ぬる燗(40℃前後):
酸味が柔らかくなり、旨みがふくらむ。スローフードや郷土料理との相性が良好。 - 常温〜上燗(45℃前後):
辛口の輪郭がくっきりと現れ、食中酒としての力を発揮。
- 酒分類/純米吟醸酒
- 精米歩合/58%
- アルコール度数/16度
- 原料米/越の雫(麹米・掛米)
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