歴史

  • 創業:元禄2年(1689年)
    鈴木松右衛門が伊勢の国から秋田・旧長野村へ移住し、酒造りを開始
  • 宝暦年間(1750年代)
    秋田藩主・佐竹公が品評会で「初嵐」の銘柄を高く評価し、「秀よし」の名を授ける
  • 嘉永元年(1848年)
    秋田藩の御用酒蔵として正式に任命
  • 現在:19代目蔵元・鈴木直樹氏
    地元食文化との融合を重視し、革新と伝統の両立を目指す

酒造りの特長

地元の恵みを活かす

  • 酒米
    秋田県産「めんこいな」や「あきたこまち」など、地元米を中心に使用

  • 奥羽山脈の伏流水を地下45mから汲み上げて使用
  • 精米
    全量自家精米。江戸時代から高精白を重視

伝統的な寒造り

  • 雪に覆われた極寒の蔵で、ゆっくりと発酵させる
  • 手造りにこだわり、繊細な温度管理と職人技を継承

地域とのつながり

  • 地元消費率約8割を目指し、「地元の料理に合う酒」を追求
  • 酒蔵観光や懐石料理店も展開し、地域文化の発信拠点としても活躍
  • 文庫蔵には秀吉・信長ゆかりの品や酒造伝記など、歴史的資料も多数

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