歴史

  • 創業
    寛文元年(1661年)、内ヶ崎家二代目・作右衛門が酒造業を開始
  • 背景
    初代は伊達政宗公の命で奥州街道の宿場町・富谷宿を開いた人物
  • 主要銘柄:「鳳陽」
    名は唐の故事「鳳明朝陽」に由来し、家運隆盛と人望を願って命名
  • 地域との結びつき
    360年以上、富谷のまちと共に発展。宿場町文化の面影を残す「しんまち通り」に蔵を構える
  • 近年の動き
    2000年代から海外輸出に積極的に取り組み、IWC金賞やKura Master受賞など国際的評価も獲得

酒造りの特徴

手造り重視
  • 米蒸しは希少なバーナー式和釜
  • 麹室は大正時代製
  • 搾りは木槽(きぶね)による昔ながらの方法
原料米
  • 宮城県産米を中心に使用
  • 「蔵の華」「吟のいろは」など県独自品種にも挑戦し、全国新酒鑑評会金賞を受賞
仕込み水
  • 超軟水を使用し、柔らかな味わいを実現
味わいの方向性
  • 「特別な料理に合わせる酒」ではなく、日常の食事に寄り添い、飲んでほっとできる酒を目指す
杜氏の哲学
  • 微生物と向き合い、気候変化に応じて細やかに温度管理
  • 奇をてらわず、伝統的手法を守りながらも新しい米や市場に挑戦

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商品情報

純米大吟醸 鳳陽 だるま

特徴
  • リンゴや桃を思わせる瑞々しい吟醸香に、和三盆のような上品な甘い香りが重なる
  • サトウキビのような深い甘味が口の中にふわっと広がるお酒です。
  • 麹由来のやさしい甘みとコクがあり、甘ったるさはなく、杯が進む
  • 酒分類/純米大吟醸酒
  • 精米歩合/40%
  • アルコール分/15度
  • 原料米/吟のいろは100%

鳳 陽 純米原酒 初しぼり

宮城県産「まなむすめ」で醸した純米原酒。華やかでフルーティーな香り、やわらかく甘味、まろやか味わい。軽やかな飲み心地の純米原酒です

特徴
  • フワッと広がるフルーティな吟醸香りと新酒らしい若々しさと爽やかさを感じる
  • 味わいはやわらかく、まろやかな口当たり。甘味と酸味のバランスが良く、軽やかな飲み心地
  • 後味は原酒ならではのコクがありつつも、キレが良くスッと引く
  • 宮城の新米「まなむすめ」を使った、しぼりたてのフレッシュ感
  • 原酒ながら軽快で飲みやすく、日本酒ビギナーにもおすすめ
  • 季節感と蔵の歴史を同時に味わえる一本
  • 酒分類/純米酒
  • 精米歩合/(掛米・麹米) 65%・65%
  • アルコール分/15度
  • 原料米/まなむすめ(宮城)