所在地/高知県土佐市
創業/1897年(明治30年)
高知県のほぼ中央部に位置する亀泉酒造は1897年(明治30年)に創業。
どんな干ばつでも涸れない街道一の湧き水・万年の泉にちなみ「亀泉」と命名されました。
特に高知県で開発された酵母「CEL-24」を使用したお酒は、パイナップルや洋梨を思わせる香り華やかで人気を集めている。
創業/1897年(明治30年)
高知県のほぼ中央部に位置する亀泉酒造は1897年(明治30年)に創業。
どんな干ばつでも涸れない街道一の湧き水・万年の泉にちなみ「亀泉」と命名されました。
特に高知県で開発された酵母「CEL-24」を使用したお酒は、パイナップルや洋梨を思わせる香り華やかで人気を集めている。
歴史のあゆみ
- 創業の背景
「自分たちの飲む酒は自分たちで造ろう」と、地元の有志11人が集まり「ふもと酒造」として創業 - 社名の由来
「亀泉」は、旱魃でも枯れない泉=“万年の泉”を仕込み水に使っていたことから命名 - 法人化の流れ
1917年に合名会社化、1965年に株式会社化
酒造りの特徴
- 仕込み水:仁淀川水系の軟水
「万年の泉」の水は、仁淀川水系の超軟水
清らかでミネラル分が少なく、繊細な香味を引き出す理想的な水質 - 酵母:高知県開発の「CEL-24」
高知県工業技術センターが開発したCEL-24酵母を使用
カプロン酸エチルを多く生成し、パイナップルやリンゴのようなトロピカルな香りが特徴
甘酸っぱい味わいと低アルコール(14度前後)で、日本酒初心者や女性にも人気 - 技術と革新
杜氏・西原一民氏は「CELの魔術師」とも称される
圧搾後のタンクを洗浄せず、香味を次の仕込みに活かすなど、酵母の特性を巧みに操る技術が光る - 生酒中心の出荷
出荷量の約7割が生酒
鮮度管理のため、蔵には大型冷蔵庫を2棟完備
代表銘柄「亀泉 純米吟醸原酒 CEL-24」の特徴
| 特徴 | 内容 |
| 香り | パイナップル、リンゴ、メロンなどのトロピカル系 |
| 味わい | 甘みと酸味のバランスが絶妙。ジューシーで爽やか |
| アルコール度数 | 約14度と低めで飲みやすい |
| 飲み方 | 冷酒がおすすめ。洋食やフルーツ、チーズとも好相性 |

