所在地/高知県高岡郡佐川町
創業/慶長8年(1603年)
1603年(慶長8)創業の司牡丹酒造は高知の酒蔵で最も古い歴史を誇り、江戸期には土佐藩主山内家の主席家老・深尾和泉守重良が酒造りを担う蔵、「御酒屋」が前身と言われています。その後、1918年(大正7)に周辺の酒造家が合併し現在の「司牡丹酒造」を設立しました。
酒造りには仁淀川水系の湧水を使った「軟水醸造法」の優れた技術で酒質を向上させ数々の賞を受賞、現在に至っています。
創業/慶長8年(1603年)
1603年(慶長8)創業の司牡丹酒造は高知の酒蔵で最も古い歴史を誇り、江戸期には土佐藩主山内家の主席家老・深尾和泉守重良が酒造りを担う蔵、「御酒屋」が前身と言われています。その後、1918年(大正7)に周辺の酒造家が合併し現在の「司牡丹酒造」を設立しました。
酒造りには仁淀川水系の湧水を使った「軟水醸造法」の優れた技術で酒質を向上させ数々の賞を受賞、現在に至っています。
歴史
- 1603年
深尾家の「御酒屋」として創業。土佐藩の御用酒屋に位置づけられる - 1831年
坂本龍馬の家筋「才谷屋」から酒造株を取得。龍馬との縁も深い - 1918年(大正7年)
佐川町の4蔵元が合併し「佐川醸造株式会社」設立 - 1919年(大正8年)
明治の英傑・田中光顕伯爵が「司牡丹」と命名 - 1932年(昭和7年)
現社名「司牡丹酒造株式会社」に改組
酒造りの特徴
水:仁淀川水系の湧水(軟水)
- 「日本一水のきれいな川」と称される仁淀川の湧水を使用。
- 古来より「神河」と呼ばれ、酒造りに最適な名水として知られる。
米:高品質な酒造好適米
- 主力は兵庫県産「特上山田錦」
- 高知県佐川町・四万十町での永田農法による山田錦栽培にも取り組む。
- その他「吟の夢」「土佐錦」「アキツホ」など地元米も積極活用。
技:広島杜氏による軟水醸造法
- 昭和初期から広島杜氏の技術を導入し、軟水でも芳醇な酒造りを実現
- 昭和13年「全国清酒品評会」で四国初の名誉賞受賞
- 全国新酒鑑評会で通算25回の金賞受賞という実績

