歴史

  • 創業年:文政3年(1820年)
  • 創業者:木下斉吉氏。米穀商の家業を弟に譲り、一念発起して酒造業を開始
  • 屋号の由来:「酒を通して多くの喜びを伝えたい」という志から「喜多屋」と命名
  • 家憲:「主人自ら酒造るべし」。初代が杜氏を務めた精神を代々継承
  • 社名変更:平成4年に「株式会社喜多屋」へ改称

酒造りの特徴

原材料へのこだわり
  • 水:釈迦岳・御前岳を源とする矢部川の伏流水を使用。清らかで酒造りに適した水質
  • 米:
    JA糸島産「山田錦」:兵庫県産に匹敵する高品質
    JAふくおか八女産「吟のさと」:地元開発の酒造好適米。喜多屋が試験栽培にも協力
    自社栽培も行う「喜多屋米作り委員会」を2000年に発足
技術と哲学
  • 減圧蒸留法:昭和48年に導入。香り高い焼酎を開発
  • 酒みりん:清酒を原料にした発酵調味料を昭和49年に発売
  • 最新設備とデータ管理:洗米機や吸水試験などを駆使し、理論と感性の両立を図る
  • しずく搾り:圧力を加えず自然に滴る酒を集める贅沢な製法

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