歴史

  • 創業者:前垣壽一氏が、米穀・肥料商から酒造業へ転身し創業
  • 社名の由来:「賀茂」は地名、「泉」は仕込み水に使った名水「茗荷清水」から
  • 純米酒への挑戦:
    昭和40年代、三増酒が主流だった時代に「米と米麹だけの酒造り」を復活
    1971年に「本仕込 賀茂泉」を発売し、純米酒の普及に貢献
  • 海外展開:現在では15か国以上に輸出

酒造りの特徴

1. 純米醸造へのこだわり
  • 醸造アルコールを添加しない「無添加酒」をいち早く復活
  • 精米歩合60%の純米吟醸酒を昭和47年に発売
2.炭素ろ過を行わない
  • 活性炭を使わず、米本来の旨味と色合いを活かす
  • 山吹色の酒が特徴的
3.広島杜氏の技術継承
  • 三浦仙三郎翁の流れを汲む広島杜氏による「三段仕込み」を忠実に継承
  • 味わいは芳醇でコクがあり、酸味がしっかりした食中酒向け
4.仕込み水と米へのこだわり
  • 龍王山の伏流水(硬度90の中硬水)を使用
  • 地元農家と連携し、山田錦や八反錦など広島県産米を積極的に使用

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