誠鏡 純米大吟醸原酒 幻 黒箱は、中尾醸造が手がける“蔵の最高峰”とも言える一本で、赤箱とはまた異なる力強さと深みを備えた特別な酒です。この黒箱は、まさに“まぼろし”の名にふさわしい逸品。赤箱が「語りかける酒」なら、黒箱は「語り継ぎたくなる酒」と言えるかもしれません。隆行さんのように、酒の背景や造り手の哲学を伝える立場の方にとっては、物語性と技術力の両面から語れる魅力が詰まっています。
特徴
- 酵母:リンゴ酵母(昭和15年に中尾醸造が発見)
- 味わい:中口(日本酒度 ±0)、酸度1.4
→ フルーティーな香りと米の旨みが調和し、芳醇で奥行きのある味わい - 製法のこだわり:
麹造りに通常より長い52時間以上をかける
「麹蓋」使用による繊細な温度管理
「袋吊り」による搾りで雑味を極限まで排除 - パッケージ:黒箱入りで高級感があり、贈答品として人気
- 受賞歴・評価:
全国品評会で1位獲得(1948年)
皇室新年御用酒に3年連続選出
- 酒分類/純米大吟醸原酒
- 精米歩合/45%
- アルコール分/16度
- 原料米/山田錦100%(国産)
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