歴史

  • 創業:1904年(明治37年)
    2代目当主が回船問屋から酒造業へ転身。浜辺で出会った2羽の鶴にちなんで「濵乃鶴」と命名。
  • 昭和60年(1985年)頃
    現当主・濵川尚明氏が蔵に戻り、吟醸造りに本格的に取り組む。地方蔵の可能性を信じ、「とにかく旨い酒を造りたい」という信念で改革を推進。
  • 平成3年(1991年)
    代表銘柄「美丈夫」シリーズを発売。以降、製品の大半を純米酒・吟醸酒へと転換。

酒造りの特長

水と環境

  • 仕込み水は、日本三大美林「魚梁瀬杉」の山中に源を持つ奈半利川の伏流水
  • 「超」がつくほどの軟水で、やわらかく繊細な酒質を生む

原料米へのこだわり

  • 使用米は兵庫県東条町産「山田錦」や岡山産「雄町」、高知県産「吟の夢」、愛媛産「松山三井」など
  • 精米から醸造、瓶詰め、冷蔵貯蔵まで徹底した品質管理

酒質の特徴

  • 上品な香りとスッと入る飲み口
  • 爽やかな酸味と後切れの良さ
  • 飲み飽きしない、食中酒としての完成度

蔵人の若さと情熱

  • 平均年齢30代の蔵人が中心となり、少量仕込み・手作業中心の丁寧な酒造り
  • 「小さな蔵だからこそ、良いと思うことはすべてやる」という信念

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