「長龍 ふた穂 雄町特別純米酒」は、岡山県高島地区産の雄町米を100%使用した低温瓶内熟成のヴィンテージ純米酒です。酒米の物語や地域性にこだわる方には、まさに語りたくなる一本です。「ふた穂」は、雄町米の起源である「二本草」にちなんだ命名。酒米のルーツに敬意を込めたブランド名で、酒造りの哲学が込められています。
特徴
1.酒米:岡山県高島産 雄町米100%
- 雄町米は1859年に岸本甚造氏が発見した「二本草」が起源。
- 現存する最古の酒米で、品種改良されていない原生種。
- 栽培が難しく「杜氏が逃げ出す米」とも言われる幻の酒米。
2.精米歩合:68%
- あえて磨きすぎず、雄町のふくらみある旨みを最大限に引き出す設計。
- 純米酒としての米の個性を重視。
3.瓶内低温熟成(約10℃)
- 熟成による旨味と余韻を引き出すため、瓶内でゆるやかに熟成。
- 酸化を抑え、繊細な味の変化をコントロール。
4.味わいの傾向
- 中口〜やや辛口、日本酒度は+1.0〜+3.0程度。
- 穏やかな香り、米の旨みとふくよかさ、熟成による円みが特徴。
- 燗酒や常温での飲用が推奨されることが多い。
- 酒分類/純米酒
- 精米歩合/68%
- アルコール分/15度
- 原料米/岡山県高島産「雄町」100%
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