歴史

  • 創業は1789年(寛政元年)
    阿波(現在の徳島県)で藍商を営んでいた八代目・西野嘉右衛門が、讃岐琴平で酒造株を買収し酒造業を開始したのが始まり。
  • 藍商から酒造へ
    西野家は1658年に藍染業を創業。藍の商いで築いた財力を背景に、酒造業へと展開。
  • 金陵ブランドの誕生
    江戸時代から「讃岐のこんぴら酒」として親しまれ、金刀比羅宮の参拝客に広く愛飲されてきました。
  • 近代化と拡張
    大正期に法人化し、昭和には瓶詰工場や多度津工場を整備。1982年に現在の「西野金陵株式会社」に社名変更。

酒造りの特徴

  • 水へのこだわり
    酒造りには「象頭山の銘水」や「多度津葛原八幡神社の御神水」など、神域に由来する水を使用。
  • 米と麹づくりの徹底
    自社精米機で米を丁寧に磨き、麹づくりに力を入れることで、雑味の少ないクリアな味わいを実現。
  • 伝統と革新の融合
    伝統的な酒質を守りながらも、「濃藍」など藍をイメージした純米吟醸酒や、四国産果物を使ったリキュールなど新商品開発にも積極的。
  • 温度と酒器の提案
    吟醸系は10℃前後、純米系は45℃がおすすめ。透明な酒器で香りと見た目を楽しむスタイルも提案。

西野金陵のウェブサイトはこちら