歴史

  • 創業1487年
    初代が関西・泉州から仁賀保へ移住し、農業と廻船問屋を営む傍ら酒造りを開始
  • 江戸〜明治期
    廻船業の衰退とともに酒造業へ専念。屋号「和泉屋」が泉州出身を示す
  • 1964年 新潟地震
    蔵が壊滅的被害を受けるも、25代目が山廃造りに活路を見出し再建

酒造りの特徴

1.山廃仕込みへのこだわり
  • 酒母造りに山廃(山卸廃止)仕込みを採用
    → 乳酸菌など自然の微生物の力を活かし、約30日間かけてじっくり育てる
  • 速醸酒母の約2週間に比べ、手間と時間を惜しまない造りが特徴
2.鳥海山系の伏流水(硬水)を使用
  • 力強く、麹造りに適した水質
    → 山廃仕込みとの相性が良く、酸味と旨味のある酒質を生む
3.小仕込み・手造りの丁寧な工程
  • 大きな甑で米を蒸し、麹造り・酒母造り・醪造りへと進む
    → 微生物の動きや米の状態を蔵人の五感で見極める職人技
4. 酸味の効いた酒質
  • 秋田の酒の中でも酸味が強く、食中酒としての個性が際立つ
    → 料理との相性が良く、特に脂の乗った魚や発酵食品と好相性

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