歴史

  • 1804年
    二代目・松浦直蔵が酒造業を開始。創業銘柄は「常盤」
  • 1886年
    徳島県令より「鳴門鯛」の商標を拝受
  • 1895年
    第4回国内勧業博覧会で一等賞受賞
  • 1915年
    発動機動力式精米機を導入(県内唯一の自家精米工場)
  • 1938年
    国家総動員法により他蔵を吸収、「本家松浦酒造場」として本社化
  • 1958年以降
    八代目・松浦恭之助が戦後復興期に蔵を継承。地酒ブームを牽引
  • 1997年以降
    九代目・松浦一雄が「すだち酒」など新商品を開発。海外展開も加速
  • 近年
    「鳴門鯛」シリーズが国内外の品評会で多数の金賞を受賞

酒造りの特徴

1.モットーは「温故知新」
  • 伝統技術を守りながら、最新設備も積極導入
  • 手作業と機械化のバランスを重視
2.地元の素材を活かす
  • 米:徳島県産山田錦を中心に使用
  • 水:阿讃山脈の伏流水、吉野川水系の軟水
3.縦型階層式の仕込み蔵
  • 米を最上階に運び、麹造り→酒母→仕込みと階層を下りながら進行
  • 省力化・安全性・機能性を兼ね備えた構造
4.代表銘柄
  • 鳴門鯛:端麗で優雅な味わい。食との相性を重視
  • すだち酒:徳島特産のすだちを使った爽やかなリキュール。若者や女性に人気

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