春鹿 純米吟醸生原酒 零下210日熟成は、しぼりたての生酒を−5℃で210日間じっくり熟成させた、華やかな香りと落ち着いた旨味が調和する季節限定の純米吟醸酒です。

この酒は、奈良の老舗・今西清兵衛商店が「立春朝搾り」と同時期に仕込んだタンクのうち、熟成に適したものを選び、秋に“隠し酒”として出荷する特別な一本です。以下にその特徴を詳しくご紹介します。

特徴
  • 華やかな吟醸香 グラスに注ぐと、メロンやバナナを思わせるフルーティーで上品な香りが広がります。
  • とろけるような口当たりとジューシーな甘味 口に含むと非常にソフトでまろやか。生原酒ならではの厚みと、低温熟成による落ち着いた旨味が絶妙に調和しています。
  • キレの良い後味 甘味と旨味の余韻を残しつつ、酸が全体を引き締め、スムーズで爽快な飲み口に仕上がっています。
  • 熟成による複雑な旨味 しぼりたてでは味わえない、時間が織りなす深みと丸みが魅力。秋の味覚と合わせて楽しみたい一本です。
ペアリングと飲み方
  • 秋刀魚の塩焼き・鰻の蒲焼き 香ばしい脂と、酒のジューシーな甘味・旨味が絶妙に調和。
  • きのこ料理(バターソテー・炊き込みご飯) きのこの旨味と酒の熟成感が深みを増します。
  • すき焼き・牛肉の煮込み 甘辛い割り下と酒のとろけるような口当たりが好相性。
  • チーズやナッツ類 熟成による複雑な旨味が、発酵食品とよく合います。
  • 冷酒(10℃前後)で香りを楽しむ メロンやバナナを思わせる吟醸香が際立ち、爽快感もアップ。
  • 常温で旨味をじっくり味わう 熟成による丸みと厚みが感じられ、料理との調和が深まります。
  • 酒器は口径の広いグラスがおすすめ 香りをしっかり感じられ、余韻も豊かに広がります。
  • 開栓後は冷蔵保存し、なるべく早めに飲み切る 生原酒のため、フレッシュさを保つには温度管理が重要です。
スペック
  • 酒分類/純米吟醸 生原酒
  • 精米歩合/55%
  • アルコール度数/17度
  • 原料米/兵庫県産 山田錦

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