春鹿 奈良の八重桜 純米酒は、奈良の希少な八重桜から分離された酵母を使った、華やかで爽やかな甘みが特徴の純米酒です。
この酒は、奈良女子大学・奈良県工業技術センターとの産学官連携によって開発された「ナラノヤエザクラ酵母」を使用して醸された特別な一本です。酵母は、奈良市章や奈良女子大学の学章にも使われる「奈良の八重桜」の花びらから分離されたもので、その成功確率はなんと200万分の1とも言われています。
味わいの特徴
- ほのかな甘味と奥深い旨み
コハク酸(貝類の旨味成分)とリンゴ酸(爽快な酸味)を多く含み、甘味と酸味のバランスが絶妙。 - 上品でセンス良くまとまった爽やかさ
飲み口は穏やかで、香りも華やか。冷酒で飲むと特にその爽快感が際立ちます。 - 日本酒度は−28と極甘口
一般的な甘口酒よりもさらに甘く、デザート酒としても楽しめるレベルです。
ペアリングと飲み方
- 肉料理:焼肉、ハンバーグ、肉じゃがなど、旨味の強い料理と好相性。コハク酸の旨味が肉の脂と調和します。
- 魚料理:刺身や煮魚など、繊細な味わいの料理にも合います。リンゴ酸の爽やかさが魚の風味を引き立てます。
- 野菜料理:サラダや煮物など、甘味と酸味のバランスが野菜の自然な味を引き立てます。
- 洋食全般:イタリアンなどのトマト系やチーズ系とも好相性。甘味がソースの酸味と調和します。
- 最適温度帯:5〜50℃ 冷酒で爽快感を楽しむもよし、ぬる燗で旨味を引き出すもよし。温度によって表情が変わる酒です。
- おすすめの酒器:陶器のお椀型 香りを包み込み、味わいをまろやかに感じられる器が適しています。
- デザート酒としても◎ 極甘口のため、食後の一杯やスイーツとのペアリングにも向いています。
スペック
- 酒分類/純米酒
- 精米歩合/60%
- アルコール度数/14度
- 原料米/奈良県産ヒノヒカリ
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